米議会上院は5日、米国証券取引委員会(SEC)の新たなコミッショナーとしてトランプ大統領が指名したエラッド・ロイズマン氏を承認した。ビットコインETF(上場投資信託)の可否判断についてどのような影響が出るのか注目される。
SECのコミッショナーは通常5名いるが、6月以降1名の欠員が出ていた。ロイズマン氏はその空席を埋めることになる。また、現在コミッショナーである民主党系のカラ・ステイン氏の代わりにトランプ大統領はアリソン・リー氏を指名すると報じられている。ステイン氏の任期は昨年に終了していたが、「代わりが見つかるまで18ヶ月間延長する」というルールにより、現在もコミッショナーを務めている。SECでは新たな規制などについての可否判断の際に4名のコミッショナーが投票する。