ゴールドマン・サックス(NYSE: GS)が仮想通貨取引デスクを設置する計画を再検討しているとの見通しを発表したことから、ビットコイン(BTC)やその他主要な仮想通貨の価格は金曜日に反発した。
ビットコインはビットフィネックス(Bitifinex)取引所で0.4%増の6,482.6ドル、 イーサリアムは0.1%増の229.1ドル。
一方 XRPは直近24時間で4.4%上昇し0.228081ドル、{1010798 | ライトコイン}も2.9%増の57.526ドルとなった。
大手金融機関による仮想通貨の導入はまだまだ時間を要するとの懸念から、主要な仮想通貨の価格は木曜日に約15〜25%下落した。
Business Insiderによると、仮想通貨トレーディングデスクの計画はもはや彼らの優先順位のリストにはないと報じ、代わりに大手銀行は現在カストディー商品などの他の仮想通貨サービスを検討中としている。
ゴールドマン・サックスの広報担当者は「さまざまなデジタル金融商品に対する顧客の関心に応えるために、私たちはこの分野でどのようにサービスを提供するのがベストかを模索しています」とし「現時点では、デジタルアセットの提供範囲に関しては結論に至っていません」と述べている。
代替通貨が人気になる度に、多くのウォールストリート企業はそれらを活用し急成長を遂げる方法を模索しているが、ビットコインは12月に2万ドル近くのピークを迎えて以来、約70%減少し、その関心は衰えつつある。
他のニュースでは、イランのビットコインの価格はイラン政府が産業として仮想通貨のマイニングを認可したというニュースにより、イランの取引所EXIRで過去最高の24,000ドルを記録した。イラン中央銀行は今後2週間以内に仮想通貨の政策枠組みを策定する予定。政府は仮想通貨を潜在的に利用する事により、イランとその友好国との円滑な貿易で新たな米国の制裁から助けることを望んでいる。