中国に拠点を持つ世界第6位の規模を持つマイニングプール「F2プール」のシシン・マオ共同創業者兼CEOは6日、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、Zキャッシュ(ZEC)などの主要仮想通貨に関し、さまざまなマイニング機器を使ってマイニングする場合の損益分岐点になる価格水準のリストを公表した。多くの電力を使って難解な数学を解く報酬としてビットコインなど仮想通貨を獲得するマイニングの損益分岐点は、今後の仮想通貨相場の値動きを占う上で一つの参考になるかもしれない。
マオ氏の投稿した画像によれば、もしビットコインの価格が36792元(約5376ドル)を下回った場合、アントマイナーT9を使った当該仮想通貨のマイニングでは利益が出なくなることを意味する。S7モデルのマイニング機器を使う場合は、損益分岐点となるビットコイン価格は大幅に高くなり、79258元(約11581ドル)となる。