主要仮想通貨はほぼ横ばいであった。
日本時間午後0時24分時点における、ビットコインは0.19%高の3930.3ドルとなっている。先週に3700ドルまで下落して以降4000ドルをテストしている。
XRPは0.1%高で0.31367、イーサリアムは0.53%安の136.07ドル、ライトコインは0.23%安57.089ドルとなっている。ライトコインは過去7日間で20.71%と最も上昇している。
仮想通貨の時価総額は上昇を続けており、今月上旬から約40億ドル高の1350億ドルとなっている。
先週末は、トレーダーはフィデリティ・インベストメンツが提供する仮想通貨のカストディサービスのローンチに注目していた。
「我々は選ばれた適格なクライアントと共にゆっくりと展開していく。我々のソリューションはヘッジファンド、ファミリーオフィス、年金、基金などの機関投資家のニーズに焦点を合わせている」と同社は8日にツイッターで述べた。
また仮想通貨への機関投資家の関心は、弱気相場にもかかわらず未だ高いままであると語る。
フィデリティ・デジタル・アセットのトップ、トム・ジェソップ氏は「どちらかと言えば、仮想通貨が高騰していた時と同じように機関投資家は仮想通貨へ関心を寄せている」とは述べた。
他のニュースでは、ブラジルのサンパウロ州司法裁判所は、サンタンデール銀行(MC:SAN)による控訴を棄却し、仮想通貨取引所メルカドビットコインに対し資金を返還すべきという判決を下した。
以前、サンタンデール銀行は、メルカドビットコインの事業が同銀行の方針と相容れないと主張し、資金を凍結し、同取引所の口座を停止した。しかし、裁判所は仮想通貨取引はリスキーではあるが、ブラジル中央銀行は国内における仮想通貨取引を認めていると述べた。
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