米拠点で電気自動車(EV)開発を手がけるテスラ社と、宇宙ロケット開発のスペースX社でCEOを務めるイーロン・マスク氏。約1900億ドルほどの資産を保有していると見られており、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOと並んで世界1、2位を争う資産家だ。SNSで積極的に情報発信をしているが、その発言によりテスラ社の株価が急落したり、仮想通貨ビットコインやドージコインの価格が跳ね上がるなど、何かと話題が多い。この記事ではイーロン・マスク氏の来歴や性格、名言、会社、仮想通貨との関係について解説する。
イーロン・マスク氏は10歳でプログラミングを学び始め、12歳ではゲームをコーディングする程の腕前に成長。24歳でソフトウェア会社Zip2、28歳で金融サービスのX.com(後のペイパル)、31歳でロケット開発のスペースXを起業している。37歳でEVメーカーのテスラ社のCEOに就任しているほか、AIやクリーンエネルギーなどさまざまな分野のビジネスを手がけている。イーロン・マスク氏は過去に、人類の進歩に貢献する分野は「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」と考えている旨を発言している。