*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:パワー半導体関連への物色再び!個人好みの個別株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年9月11日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AI半導体ブームの火付け役は米エヌビディアでしたが、日本の人気半導体銘柄として知られるアドバンテスト (TYO:6857)と、9月4日に日経平均構成銘柄に選ばれたレーザーテック (TYO:6920)のチャートは日本市場での半導体業界のバロメータと言えるかもしれませんな。
なんといっても半導体は国策銘柄と言えますから、パワー半導体をはじめとする次世代半導体への支援が手厚くなっていく可能性があります。
そのようなポジティブなニュースが出た直後は、関連銘柄から幅広く買われると予想して良いでしょう。
台湾有事の地政学リスクを考えると、TSMCは日米との関係をさらに深めたいはずです。
中国の景気後退や中国向け先端半導体の輸出規制よって、多かれ少なかれ中国の半導体の技術力が衰退していく可能性がありますな。
脅威であった中国が技術的に衰退すれば、経済産業省が肝いりのラピダスをはじめとする日の丸半導体が世界を牛耳る未来が来るかもしれません。
パワー半導体はもちろん、ロジック半導体でも世界をリードして欲しいもんですな。
日本にずっと停滞していたデフレマインドがようやく解消され始めて、かつての日本の栄光を取り戻せるタイミングが訪れているようにあたくしは感じました。
もし高精度の次世代半導体が量産できれば、世界経済の覇権を再び日本が…と、までは言い過ぎですな(苦笑)。
とはいえ、パワー半導体は長期的に監視を続けていくべき銘柄に違いありません。
さて、今回は前述したとおりパワー半導体関連をチェックして参ります。
ATMや通信機器を手掛ける沖電気工業 (TYO:6703)は、9月5日の日経新聞にて「半導体ウエハー最大手の信越化学工業 (TYO:4063)と窒化ガリウム(GaN)を使ったパワー半導体の素材を低コストでつくる技術を開発した。
」との報道後に動意しました。
夢の窒化ガリウム半導体は、現実になりつつあります。
精密プラスチック加工を手掛け半導体関連としても思惑のあるエンプラス (TYO:6961)は、7月28日の決算が好調でしたな。
昨年10月にも当記事でご紹介しましたが、直近では見事に下値を切り上げて年初来高値を更新しております。
生成AI関連としても思惑がある模様。
半導体テスト工程受託のテラプローブ (TYO:6627)も当記事で6月にご紹介しました。
あれから3ヶ月ほど経過して見事に上昇トレンドを形成しております。
サーバー用CPU・GPUなどのロジック製品の需要が拡大しているとの事です。
こちらも6月に紹介しましたティアンドエス (TYO:4055)です。
TSMCとソニーGが共同で建設した熊本工場にて受注実績がある同社は、直近のチャート(日足)は軟調ながらも最先端半導体工場向けの受託開発に強みがあります。
10月13日の決算発表からチャートは巻き返す可能性もあるとみて注視です。
車載用の半導体検査装置を主力とするシキノハイテック (TYO:6614)は、パワー半導体へ注力しているようです。
直近のチャート(日足)は底を打って25日線を上抜きました。
75日線を上抜けば、トレンド転換へ向かうか。
半導体の製造に欠かせない水処理装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス (TYO:6254)は、業績も堅調です。
グローバルな同社は地政学リスクやエネルギー高の懸念があるものの、類まれな技術力で世界をリードしているようですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」をメインにご紹介しております。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年9月11日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AI半導体ブームの火付け役は米エヌビディアでしたが、日本の人気半導体銘柄として知られるアドバンテスト (TYO:6857)と、9月4日に日経平均構成銘柄に選ばれたレーザーテック (TYO:6920)のチャートは日本市場での半導体業界のバロメータと言えるかもしれませんな。
なんといっても半導体は国策銘柄と言えますから、パワー半導体をはじめとする次世代半導体への支援が手厚くなっていく可能性があります。
そのようなポジティブなニュースが出た直後は、関連銘柄から幅広く買われると予想して良いでしょう。
台湾有事の地政学リスクを考えると、TSMCは日米との関係をさらに深めたいはずです。
中国の景気後退や中国向け先端半導体の輸出規制よって、多かれ少なかれ中国の半導体の技術力が衰退していく可能性がありますな。
脅威であった中国が技術的に衰退すれば、経済産業省が肝いりのラピダスをはじめとする日の丸半導体が世界を牛耳る未来が来るかもしれません。
パワー半導体はもちろん、ロジック半導体でも世界をリードして欲しいもんですな。
日本にずっと停滞していたデフレマインドがようやく解消され始めて、かつての日本の栄光を取り戻せるタイミングが訪れているようにあたくしは感じました。
もし高精度の次世代半導体が量産できれば、世界経済の覇権を再び日本が…と、までは言い過ぎですな(苦笑)。
とはいえ、パワー半導体は長期的に監視を続けていくべき銘柄に違いありません。
さて、今回は前述したとおりパワー半導体関連をチェックして参ります。
ATMや通信機器を手掛ける沖電気工業 (TYO:6703)は、9月5日の日経新聞にて「半導体ウエハー最大手の信越化学工業 (TYO:4063)と窒化ガリウム(GaN)を使ったパワー半導体の素材を低コストでつくる技術を開発した。
」との報道後に動意しました。
夢の窒化ガリウム半導体は、現実になりつつあります。
精密プラスチック加工を手掛け半導体関連としても思惑のあるエンプラス (TYO:6961)は、7月28日の決算が好調でしたな。
昨年10月にも当記事でご紹介しましたが、直近では見事に下値を切り上げて年初来高値を更新しております。
生成AI関連としても思惑がある模様。
半導体テスト工程受託のテラプローブ (TYO:6627)も当記事で6月にご紹介しました。
あれから3ヶ月ほど経過して見事に上昇トレンドを形成しております。
サーバー用CPU・GPUなどのロジック製品の需要が拡大しているとの事です。
こちらも6月に紹介しましたティアンドエス (TYO:4055)です。
TSMCとソニーGが共同で建設した熊本工場にて受注実績がある同社は、直近のチャート(日足)は軟調ながらも最先端半導体工場向けの受託開発に強みがあります。
10月13日の決算発表からチャートは巻き返す可能性もあるとみて注視です。
車載用の半導体検査装置を主力とするシキノハイテック (TYO:6614)は、パワー半導体へ注力しているようです。
直近のチャート(日足)は底を打って25日線を上抜きました。
75日線を上抜けば、トレンド転換へ向かうか。
半導体の製造に欠かせない水処理装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス (TYO:6254)は、業績も堅調です。
グローバルな同社は地政学リスクやエネルギー高の懸念があるものの、類まれな技術力で世界をリードしているようですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」をメインにご紹介しております。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず