Gabriella Borter Nathan Layne Tim Reid
[デモイン(米アイオワ州) 15日 ロイター] - 米共和党の大統領候補指名争いが15日、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開ける。支持率で圧倒的首位を走るトランプ前大統領を、フロリダ州のデサンティス知事とヘイリー元国連大使が追う構図となっており、むしろ2位争いに注目が集まっている。
ヘイリー氏、デサンティス氏にとっては、2位の好成績を収めれば、トランプ候補の指名獲得は必然的な結論ではないという見方が命脈を保つことになる。
特にデサンティス氏は、アイオワ州に資金を投入し全99郡を遊説した。もし3位に終われば致命的な結果となる可能性がある。
集会開始は現地時間午後7時(0100GMT、日本時間16日午前10時)。集会の結果はその数時間後に発表される。
米国立気象局は、州内の一部地域では体感温度が摂氏マイナス43度に達する可能性があると予測している。極寒の中、一部の有権者が集会に出向かなかった場合、熱狂的支持者が最も多いトランプ氏に有利とみられている。