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サークレイス Research Memo(4):前年同期比で増収も、販管費の大幅な増加で利益面はマイナスの着地

発行済 2024-01-19 12:04
更新済 2024-01-19 12:15
*12:04JST サークレイス Research Memo(4):前年同期比で増収も、販管費の大幅な増加で利益面はマイナスの着地 ■業績動向

1. 2024年3月期第2四半期の業績概要
サークレイス (TYO:5029)の2024年3月期第2四半期の業績は、売上高1,352百万円(前年同期比6.0%増)、営業損失28百万円(前年同期は37百万円の利益)、経常損失28百万円(前年同期は32百万円の利益)、四半期純損失60百万円(前年同期は19百万円の利益)となった。
コンサルティングサービス、プラットフォームサービスともに増収だった。
一方で、従業員数が増加したことによる人件費の増加、人材採用活動に伴う社員募集費の増加、システム関連費用の増加、加えて新規事業立ち上げのための外部コンサル活用における業務委託費増等により、販管費及び一般管理費が大幅に増加し、利益面はマイナスの着地となった。
2023年3月期下期に生じたコンサルティングサービス事業の課題の影響が、2024年3月期第1四半期の5月まで生じたことで稼働率が低下するも、6月以降は解消した。
7月以降は、この一連の課題解決に伴う営業活動の遅れによる獲得案件不足(売上機会損失)により、売上高進捗に影響が出た。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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