カリフォルニア州パロアルト - データセキュリティ企業のRubrik, Inc. (NYSE: RBRK)は、予想を上回る第3四半期決算を発表し、通期見通しを引き上げたことを受け、株価が20%急騰した。
同社の業績は主要指標で市場予想を上回り、サイバーセキュリティソリューションへの堅調な需要を示した。
10月31日に終了した第3四半期の売上高は2億3,620万ドルで、前年同期比43%増となり、市場予想の2億1,750万ドルを上回った。調整後1株当たり損失は0.21ドルで、アナリスト予想の0.40ドルの損失を下回った。
主要な成長指標であるサブスクリプション年間経常収益(ARR)は、前年同期比38%増の10億ドルに達した。創業からわずか10年余りでこの節目を達成したことは、サイバーレジリエンス市場におけるRubrikの急速な拡大を裏付けている。
Rubrikのビプル・シンハCEOは次のように述べた。「サブスクリプションARRが10億ドルを突破し、前年同期比38%成長したことを非常に誇りに思います。これは、会社設立からわずか10年余りで達成した重要な節目です。」
第4四半期の売上高見通しは2億3,150万ドルから2億3,350万ドルの範囲で、市場予想の2億2,510万ドルを上回っている。2025年度通期の売上高見通しは8億6,000万ドルから8億6,200万ドルに引き上げられ、アナリスト予想の8億3,490万ドルを上回った。
年間経常収益が10万ドルを超える顧客数は2,085社で前年同期比32%増となり、Rubrikは今後も成長を続ける態勢が整っているようだ。
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