テネシー州メアリービル - 銃器メーカーのSmith & Wesson Brands, Inc. (NASDAQ:SWBI)の株価が15%下落した。これは、同社が第2四半期の業績がアナリスト予想を下回ったことを報告し、2025年度下半期の見通しを引き下げたことを受けてのものだ。
同社は10月31日に終了した四半期の調整後1株当たり利益が0.11ドルだったと発表し、コンセンサス予想の0.17ドルを下回った。売上高は1億2,970万ドルで、アナリストの予想1億3,242万ドルをわずかに下回ったが、前年同期比では3.8%増加した。
Smith & Wessonは、需要の正常化とインフレ圧力が消費者の裁量的支出に影響を与えていることが、予想を下回る結果の主な要因だとしている。同社は現在、第3四半期の売上高が前年同期比で約10-15%減少すると予想している。
マーク・スミスCEOは「第2四半期の結果は当社の予想を下回りました。これは四半期終盤に銃器全体の需要が正常化したためです」と述べた。「需要圧力の主な要因は引き続きインフレだと考えています。」
逆風にもかかわらず、Smith & Wessonはマーケットシェアを拡大し、新製品が四半期売上高の44%を占めたと報告した。粗利益率は前年同期の25.4%から26.6%に改善した。
同社の取締役会は新たに5,000万ドルの自社株買いプログラムを承認し、1株当たり0.13ドルの四半期配当を維持した。さらに、Smith & Wessonは新たに1億7,500万ドルの無担保クレジットラインを確保し、総借入可能額を7,500万ドル増加させた。
この期待外れの結果と見通しを受けて、Lake Street Capital MarketsとCraig-Hallumが格下げを行い、株価の急落に拍車をかけた。
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