ベルシステム24ホールディングス (T:6183)は10日、2020年2月期(19年3-5月)連結決算(IFRS)を発表した。
売上収益が前年同期比2.3%増の308.40億円、営業利益が同4.8%増の29.20億円、税引前利益が同5.0%増の27.58億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同7.3%増の18.17億円となった。
CRM事業の売上収益は前年同期比3.8%増の295.42億円、税引前利益は同8.3%増の27.75億円となった。
伊藤忠商事 (T:8001)との協業強化によるシナジー案件が堅調に推移し、増収となった。
利益面では、増収による利益の伸長に加え、前期に低採算案件が終了したことによる収益改善効果等が寄与した。
その他のセグメントの売上収益は前年同期比23.2%減の12.98億円、税引前損失は0.17億円(前年同期は0.64億円の利益)となった。
CSO事業を譲渡したこと及びBELL24・Cell Productを連結除外したことに加え、コンテンツ販売収入の減少が影響した。
2020年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比6.5%増の1,290.00億円、営業利益が同34.0%増の115.00億円、税引前利益が同36.6%増の108.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同27.9%増の69.00億円とする期初予想を据え置いている。