40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

鉱工業生産12月は前月比+1.3%、10─12月の減少幅は過去最大=経産省

発行済 2020-01-31 10:09
© Reuters. 鉱工業生産12月は前月比+1.3%、10─12月の減少幅は過去最大=経産省

[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した2019年12月鉱工業生産指数速報は98.9と前月比1.3%上昇し3カ月ぶりのプラスとなった。液晶製造装置や半導体などの生産増が寄与した。

もっとも10─12月期では前期比4.0%低下しており、現行基準の統計が開始した2013年以来で最大のマイナス幅となっている。

生産予測指数は1月が前月比3.5%上昇、2月が同4.1%上昇。経済産業省は生産の基調判断を「弱含んでいる」で据え置いた。ただし、生産予測には新型コロナウイルス・肺炎の影響は「全く織り込まれておらず、今後の動向を注視する」(経産省幹部)という。影響は「数字をみてみないとわからない」(同)としている。

12月の鉱工業生産は前月比で、生産用機械や汎用・業務用機械、電子部品・デバイスなど6業種が上昇した。一般用蒸気タービン、コンベヤ、液晶パネル、石鹸、橋梁などが増えた。

一方、自動車、輸送機械、窯業・土石など9業種は低下した。自動車、航空機部品、安全ガラス、鋼材、紙おむつ、タイヤなどが減少した。

この結果12月の在庫指数も前月比1.6%上昇の105.0と、2013年以来で最高水準となった。経産省は「需要減だけでなく、イベント販売向けの前向きな在庫積み増しなどの声もある」(幹部)と解説している。

*内訳やコメントを追加しました

*経産省の発表資料は以下のURLでご覧ください。

http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/index.htm

(竹本能文 編集:田中志保)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます