[ワシントン 27日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が27日に発表した1月の中古住宅販売仮契約指数は前月比5.2%上昇の108.8となり、過去約2年間で2番目の高水準となった。住宅ローン金利の低下が販売につながった。前年比は5.7%増だった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は2.2%増。中古住宅販売仮契約指数は住宅市場の先行指標と見なされる。
地域別では南部が8.7%上昇、中西部が7.3%上昇、北東部が1.3%上昇となったが、西部は1.1%低下した。
NARの首席エコノミスト、ローレンス・ユン氏は「昨年12月と1月の住宅着工件数が160万件前後で推移しており、好都合な住宅ローン金利などを考慮すると、2020年は現時点で非常に良好な販売環境になっている」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200227T160220+0000