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全世帯消費支出、2月はうるう年調整後で前年比‐2.7%=家計調査

発行済 2020-04-07 09:14
更新済 2020-04-07 09:45

[東京 7日 ロイター] - 総務省が7日発表した2月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の実質消費支出は前年比0.3%減(変動調整値)となった。ただ、うるう年で通常の年より1日多かったため総務省ではうるう年調整を行い、同2.7%減だとの試算を示した。まだ新型コロナウイルスによる自粛行動は限定的とはいえ、少しずつ表れていた時期。増税以降の消費減少傾向とあいまって、減少傾向がはっきりと表れている。

ロイターの事前予測調査では同3.9%減が予想されていた。季節調整済み全世帯消費支出は前月比0.8%増だった。

うるう年調整後でみると、前年比減少は昨年10月の消費増税以降5カ月連続。特に2月は被服などが2桁の減少となったほか、教育、交通通信、娯楽の支出も大きく減少した。新型コロナウイルスの影響で、国内パック旅行が減少したことや、映画・娯楽施設への入場が減ったこと、また鉄道利用や通信費の減少も表れた。

*内容を追加しました。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200407T001338+0000

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