[22日 ロイター] - 調査会社JDパワーのアナリストは22日、米国の自動車販売が新型コロナウイルス流行を受けた3月の急減から回復し始めているという見方を示した。
それによると、4月第2週までの小売販売は安定化し、回復の兆しが見えるという。
JDパワーのアナリストは「4月19日終了週の小売販売は感染拡大前の予想を48%下回ったが、前週から3%ポイント改善した」と指摘。4月19日までの販売台数は約30万台だった。
3月の販売については、感染被害が大きいニューヨーク州などで最大80%減少したという。ただ、この間でも、小型ピックアップトラックの販売が最も底堅く、16%減に踏みとどまった。
アナリストは、一部州で外出規制が緩和されることなどから、5月の販売が業界にとって非常に重要になるとみている。