[ソウル 13日 ロイター] - 韓国統計局の発表によると、4月の雇用者数は2660万人となり、前年同月比47万6000人減少した。65万8000人減となった1999年2月以来の大幅な減少だった。失業率(季節調整済み)は3.8%で、3月から変わっていない。
新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた外出規制措置が響いた。業種別では、小売業や飲食業の従事者が最も大きな影響を受けた。同セクターの新規求人数は33万4000人減。
洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相は、政府が55万人超の雇用創出に向けた緊急計画を策定する方針を明らかにした。個人事業者や非正規雇用者を支援する。