[パリ 6日 ロイター] - フランスのリエステール貿易・魅力担当相は、米大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利した場合、米仏の貿易関係はより円滑になるだろうと述べた。
トランプ米大統領は欧州の航空機大手エアバスへの補助金を巡り、フランス産ワインに関税を課したほか、デジタル課税に関連しシャンパンや高級ハンドバックに課税する方針を示している。
リエステール貿易相はバイデン氏が米大統領となれば米仏関係は改善するかとの質問に対し、「間違いなく改善するだろう。持続可能な発展や多国間の問題に関する連携が強まる」とした。
バイデン陣営は選挙期間中、トランプ大統領が欧州に対して行った「人為的な貿易戦争」を終わらせると主張。一方で、欧州との農業貿易の不均衡にも対処するとしていた。