[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発表した11月末時点の外貨準備高は3兆1780億ドルで、前月末の3兆1280億ドルから増加した。ロイターがまとめたアナリスト予想の3兆1500億ドルも上回った。新型コロナウイルス流行に伴う低迷からの中国経済の回復が続く中、人民元の最近の上昇が背景にある。
新型コロナワクチンの開発進展を受けた世界経済の回復加速への期待感から、高リスク資産に資金が流入した結果、ドル指数は11月に2.3%下落。人民元は対ドルで1.7%上昇した。
11月末時点の金準備は、前月末から変わらずの6264万トロイオンス。ドル建てでは1104億1000万ドルと、前月末の1178億9000万ドルから減少した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201207T102321+0000