[東京 17日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は17日、国土交通省の「建設工事受注動態統計」でデータ書き換えがあったことに関し、財務省所管の統計に影響はないとの認識を示した。同日午前の閣議後会見で語った。
財務省では統計法上の基幹統計として法人企業統計調査と民間給与実態統計調査を所管し、他に6つの一般統計がある。鈴木財務相は「いずれもそれぞれの調査対象から提出を受けた調査票をもとに作成される統計で、別の統計調査の結果を利用して作成されている統計ではない」とし、「結論から言うと影響はない」と述べた。