[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が17日発表した11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は、前年同月比4.9%上昇と過去最大の伸びを記録した。
速報値から修正はなかった。半分以上がエネルギー価格の上昇によるものだった。
前月比では0.4%上昇。速報値の0.5%上昇から下方修正された。
前年比上昇率のうち、エネルギーの寄与度は2.57%ポイント、サービスが1.16ポイント、エネルギーを除く工業製品が0.64ポイント、食品・たばこ・アルコールが0.49ポイントだった。
エネルギーと未加工食品を除いたコアCPI上昇率は前月比0.1%、前年比では2.6%となった。
エネルギー・食品・アルコール・たばこを除いたベースでは前月比変わらず、前年比2.6%だった。