[パリ 3日 ロイター] - IHSマークイットが3日発表した12月のフランスの製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.6で、の11月の55.9から低下した。ただ速報値の54.9からは上方改定された。
新規受注が好調だったほか、サプライチェーンの状況が幾分改善したことが寄与した。
IHSマークイットのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は、「製造業各社は供給の状況が改善するに伴い、受注もさらに増えると予想している。2021年後半に急低下した生産指数と新規受注指数の安定化、供給制約の幾分の緩和は、22年に成長率が上向く可能性を示唆する」と述べた。