[ロンドン 7日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが7日発表した12月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は54.3と、3カ月ぶりの低水準だった。
新型コロナウイルスのオミクロン株流行が響いた。11月は55.5、ロイターがまとめた市場予想は54.0だった。
土木が2月以来初めて縮小。商業用不動産も伸びが鈍化した。住宅建設のみが上向いた。
製造業、サービス業同様、コスト圧力は非常に高い水準から緩和した。
IHSマークイットのディレクター、ティム・ムーア氏は「入荷遅延の最悪期は過ぎたようだ」と指摘した。
製造・サービス・建設を合わせた全セクターPMIは53.6で、前月の57.4から低下。2月以来の低水準となった。オミクロン株の流行で接客業が打撃を受けた。