[ベルリン 10日 ロイター] - 調査会社センティックスが10日発表した1月のユーロ圏投資家センチメント指数は14.9で、前月の13.5から上昇した。新型コロナウイルスの新たな変異株や、コロナ感染者増にもかかわらず、投資家は経済の勢いは鈍化しないとみている。
ロイターがまとめたアナリスト予想の平均の12.0を上回った。
現況指数は16.3で、前月の13.3から上昇。昨年9月以来、初の上昇となった。期待指数は13.8から13.5に若干低下した。
センティックスのマネジングディレクター、パトリック・ハシー氏は、供給の目詰まりやインフレ高進の影響が続く中、期待感は前月の水準付近にとどまったと説明した。
調査は1163人の投資家を対象に1月6─8日に実施した。