[21日 ロイター] - ロシア連邦関税局(FCS)は21日、輸出入統計の公表を一時的に停止すると発表した。誤差や憶測を避けるのが目的という。
公表停止により、ウクライナ侵攻に伴う西側諸国の制裁がロシアの貿易にどの程度影響しているかが把握しづらくなる。
FCSはこれまで毎月1─10日の主要品目の輸出および輸入データを公表してきた。
FCSの輸出入統計は3月に発表した1月分が最後となっている。
ロシアのエネルギー省も今月、月次の石油生産・輸出データの公表を停止したほか、ロシア中央銀行も月次の対外貿易統計の公表を一時的に停止したと発表している。