[ドバイ 31日 ロイター] - イスラエルは31日、アラブ首長国連邦(UAE)と自由貿易協定に調印した。イスラエルにとって、アラブ国家との初の大規模な貿易協定となり、2国間の通商の促進を目指す。
数カ月にわたる交渉を経て、協定はドバイで調印された。
UAE・イスラエル・ビジネス・カウンシルのドリアン・バラック会長は協定について、税率や輸入、知的財産権を規定するもので、イスラエルの企業がUAEに拠点を設けるのを促進するだろうと指摘した。
イスラエル経済省は調印に先立ち、食品や農産物、化粧品、医療機器、医薬品への関税が撤廃されると説明していた。
UAEにとって、イスラエルとの協定は、2月のインドに続く2番目の2国間自由貿易協定。現在、インドネシアや韓国など他の複数の国とも交渉を行っている。