[東京 23日 ロイター] - 日本百貨店協会が23日発表した7月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比9.6%増の4391億円と、5か月連続プラスになった。
7月は、ラグジュアリーブランドや時計、宝飾品などの高額商材の販売が引き続き好調だった。また、外出機会の増加や気温上昇で盛夏商材や旅行用品の売り上げも堅調。ただ、月の後半に入ると、新型コロナ感染急拡大や猛暑を背景に、主要顧客層の外出自粛の動きもみられ、商況にやや変化もみられたという。
調査対象の百貨店は71社・187店舗。東京地区は前年比17.6%増と、11カ月連続プラスとなった。