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三機工業---15.3期は直前予想通りの着地、16.3期は増収増益へ

発行済 2015-05-26 07:43
更新済 2015-05-26 08:00
三機工業---15.3期は直前予想通りの着地、16.3期は増収増益へ
1961
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三機工業 (TOKYO:1961)は13日、2015年3月期(14年4月-15年3月)の決算を発表。
売上高は前期比4.7%増の1795.98億円、営業利益は同4.7%増の29.51億円、経常利益は同21.1%増の38.09億円、当期純利益は39.6%増の24.61億円だった。
4月27日に発表した業績予想の修正値に沿った内容での着地。
売上高については、建築設備事業は大型物件の完成引渡しが前期比で増加したこと等により5.2%の増収だった。
利益面では工事損失引当金の積み増しがあったものの、増収に加えて経費削減等により営業利益は増益となり、営業外収支の改善により経常利益、当期純利益は2桁台の増加率となった。
なお、2016年3月期については売上高で0.2%増の1800.00億円、営業利益で同18.6%増の35.00億円、経常利益で同5.0%増の40.00億円、当期純利益で同5.6%増の26.00億円を見込んでいる。
前期からの繰越工事の進捗管理や期中受注期中売上の確保に努めるほか、徹底したコスト管理に取り組む方針。
2016年3月期の配当については、中間配当9円、期末配当9円の年間18円とする予定。
2015年3月期は年間20円の配当予想だが、期末配当の創立90周年の記念配5円が含まれており、普通配当は年間15円であることから、年間配当額としては3円の増配となる。
三機工業 (TOKYO:1961)は、空調、衛生、電気、情報通信など建設総合設備工事を手掛ける。
工事の完成引渡しが年度末に集中する影響で、売上高・利益額が第4四半期に偏る季節要因がある。

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