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仏GDP、第4四半期は前期比+0.1%に鈍化 内需低迷

発行済 2023-01-31 16:33
更新済 2023-01-31 17:36
© Reuters.  1月31日 フランス国立統計経済研究所(INSEE)が31日発表した昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増だった。写真は2022年6月、ニースで

[パリ 31日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が31日発表した昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増だった。

第3・四半期の前期比0.2%増から鈍化したが、ロイターがまとめた市場予想の0.0%を上回った。

エネルギー輸入の減少と底堅い企業投資が寄与した。個人消費は低迷した。

キャピタル・エコノミクスの欧州担当チーフエコノミスト、アンドリュー・ケニンガム氏は「内需が低迷しており、景気後退に陥る可能性がある」と述べた。

純輸出の寄与度は0.5%ポイント。輸出は0.3%減少したが、輸入がエネルギー価格の下落で1.9%減少した。

内需と在庫の寄与度は、ともにマイナス0.2%ポイントだった。

個人消費は前期比0.9%減。記録的なインフレで家計の購買力が低下した。企業投資は0.8%増。

昨年のGDPは2.6%増。

フランス中央銀行は昨年12月、今年の経済成長率が昨年の2.6%から0.3%に鈍化すると予想している。

ドイツの第4・四半期のGDPは予想外のマイナス成長だった。

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