[3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表した2月のイタリアのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、新規事業の拡大を受けて8カ月ぶりの高水準となった。
サービスPMIは51.6で1月の51.2から上昇。好不況の分かれ目である50を2カ月連続で上回った。
事業の見通しが改善し指数は2022年4月以来の高水準に上昇した。
コスト上昇は1年4カ月ぶりのペースに減速した。サービス企業は引き続き賃金がコスト上昇の主因と指摘している。
S&Pグローバルによると、コスト上昇分の大半は顧客に転嫁されている。
一方、賃金上昇を背景に採用には慎重。2月は雇用が拡大したがここ1年で最も鈍い伸びにとどまった。