[ブリュッセル 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が3日発表した1月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比2.8%低下と、市場予想以上に下落した。
ただ、低下はエネルギー価格の下落のみが原因で、他の品目は全て値上がりした。
1月のPPIは前年比では15.0%上昇。昨年12月の24.5%上昇から伸びが鈍化した。
リフィニティブがまとめた市場予想は前月比0.3%低下、前年比17.7%上昇だった。
エネルギー価格は前月比9.4%低下。前年比では20.5%上昇した。
変動の激しいエネルギーを除くPPIは、前月比1.1%上昇と、2022年5月以来の高い伸び。前年比では11.1%上昇と、12月の12.4%上昇から伸びが鈍化した。