[ベルリン 4日 ロイター] - IFO経済研究所などドイツ、オーストリアの有力シンクタンク5機関は、5日に示す合同経済予測で、ドイツ経済が第1・四半期にかろうじて景気後退を回避するとの見方を示すことが分かった。
ロイターが確認した最新予測では、第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.1%増。昨年第4・四半期(同0.4%減)に続く2期連続のマイナス成長は回避すると予想する。
2023年の成長率は0.3%とし、昨年秋の予測(マイナス0.4%)から上方修正。一方、24年は1.9%から1.5%に引き下げた。
23年のインフレ率は6.0%で、24年は2.4%と予想した。
合同経済予測は、IFO経済研究所、ハレ経済研究所、キール世界経済研究所、RWI経済研究所、オーストリア経済研究所がまとめた。