[ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスは5日、中国の台湾海峡と南シナ海における行動は、中国軍による「攻撃性の増大」を反映しているとし、誰かが傷つくようなエラーのリスクが高まっていると警告した。
米国は増大する攻撃性に対処するための準備を整えており、国際空域と海域で活動を継続するとした。
米海軍は駆逐艦チャンフーンが台湾海峡で中国艦に接近された際の映像を公開。米軍の発表によると、台湾海峡で3日、中国軍の艦艇がカナダ海軍との共同訓練を実施していたチャンフーンに約140メートルまで接近した。
ホワイトハウスのカービー報道官は中国の行動に言及し、判断ミスが起こり誰かが傷つくまでにそれほど時間はかからないだろうと記者団に述べた。
空と海の航行の自由を守るため、米国は引き続き立ち向かうとした。
「中国が行動を正当化するのを聞いてみたいものだ」と述べ「空と海での妨害は常に起きている。われわれもそれを行うが、違いは必要と判断した際にプロフェッショナルに行っていることだ」と指摘した。
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