[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア統計局が15日発表した8月の貿易統計は黒字額が31億2000万ドルと、予想の約2倍となった。輸入が予想よりも大幅に減少したことが背景。
ロイターがエコノミスト19人に実施した調査の黒字予想中央値は15億5000万ドル。前月の黒字額は13億1000万ドルだった。
8月の輸入は前年同月比14.77%減の188億8000万ドル、アナリスト予想は9.33%減だった。原材料と資本財の購入減が原因。
輸出は前年比21.21%減の220億ドルで、予想は22%減だった。石炭やパーム油、天然ガスなど主力商品の価格が前年比で下落したことが響いた。