Gertrude Chavez-Dreyfuss
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米財務省が18日公表した7月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は7兆6550億ドルと、前月の7兆5620億ドルから増加した。増加は2カ月連続。前年同月比では2.2%増となる。
日本の保有額は1兆1120億ドルと、前月の1兆1050億ドルから増加し、引き続き首位だった。
2位の中国の保有額は8218億ドルと、2009年5月(7764億ドル)以来の低水準となった。
中国は人民元を下支えするため米国債を売却している可能性があるとアナリストは指摘する。
海外から米国債への純流入額は2億ドルで、前月の573億ドルから大幅減少した。
海外からの米国株への純流入額も前月の1204億ドルから289億ドルに減少した。
海外勢の社債購入は84億ドル、機関債購入は81億ドルだった。
米居住者の長期外国証券は368億ドルの買い越しとなった。