[フランクフルト 19日 ロイター] - ドイツのコメルツ銀行は19日、今年の純金利収入の見通しを80億ユーロ(85億ドル)に引き上げた。金利上昇が寄与する。
8月に78億ユーロ以上との見通しを示していたが、ベティナ・オルロップ最高財務責任者(CFO)は銀行業界の会合で80億ユーロが十分見込めると語った。
同行は業績回復のため、従業員や支店網の削減を含む大規模な組織改革を行ってきた。事業戦略も見直し、11月に公表の予定。オルロップ氏は富裕層向け資産運用と貿易金融事業の潜在性の高さが11月の新戦略発表で強調されるだろうと語った。
また、証券部門の顧客向けを中心にデジタルサービスを拡充する考えだとした。