[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが1日発表した2月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.5で前月の47.0から上昇した。ただ生産は引き続き減少し、雇用も新型コロナウイルス禍以降で最大の落ち込みを示した。
速報値の47.1から上方修正された。ただ好不況の分かれ目である50は、2022年8月から下回り続けている。
生産指数も改善したが、12カ月連続で縮小した。
雇用指数は20年6月以来の低水準に悪化。コロナ禍中を除けば、世界金融危機下だった09年6月以来、最悪となった。
一方、投入コストと販売価格は小幅上昇し、販売価格の指数は5カ月ぶりの高水準となった。