Aatrayee Chatterjee
［７日 ロイター］ - 米会員制スーパーのコストコ・ホールセールが７日発表した第２・四半期（２０２３年１２月―２４年２月）決算は、総売上高が前年同期比６％増の５８４億４０００万ドルにとどまった。ＬＳＥＧがまとめた市場予想の５９１億６０００万ドルを下回り、株価は時間外取引で一時５％下落した。
消費者の節約志向が強まり、生活必需品でない家庭用家具やスポーツ用品、園芸用品など高額な買い物が控えられたほか、ガソリン価格の下落が響いた。
一方で、消耗品や食料品の需要は堅調で、エネルギー価格や為替変動の影響を除いた既存店売上高は５．８％増加した。電子商取引売上高は１８．４％増。金や銀の地金のほか、家電製品、ギフトカードなどで堅調だった。
１株当たり利益は３．９２ドル。運賃や原価の低下により、市場予想の３．６２ドルを上回った。