40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米新規失業保険申請21万件、予想外の減少 3月雇用は堅調維持か

発行済 2024-03-21 22:48
更新済 2024-03-21 23:27
© Reuters. 米労働省が21日発表した16日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の21万件となった。2021年8月撮影(2024年 ロイター/Dustin Chambers)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米労働省が21日発表した16日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の21万件となった。市場予想(21万5000件)に反し減少し、3月の雇用の伸びが引き続き堅調を維持する可能性を示唆した。

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「米連邦準備理事会(FRB)当局者は利下げ前にインフレが抑制されているという確証を得ることを待っているが、企業が従業員を解雇しておらず、労働市場は比較的力強いということは確信できるはずだ」と述べた。

FRBは19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。パウエル議長は労働市場の状況について「良好な状態」とし、コロナ禍前の「2019年の状況に戻りつある」という認識を示した。

16日までの1週間の調整前ベースでの申請件数は1万2730件減の18万9992件。ミシガン、ミズーリ両州で増加したものの、カリフォルニア、オレゴン両州で減少した。

9日までの1週間の継続受給件数は4000件増の180万7000件だった。

今回のデータは3月米雇用統計の調査期間と重なっている。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、ルベーラ・ファルーキ氏は「労働市場は次第に均衡を取り戻しつつあるが、それは解雇の急増ではなく雇用の減少によるもののようだ」とし、「雇用の伸びは幾分鈍化するだろうが、失業率は今年も低水準にとどまると予想している」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます