こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
先週は、24日にトランプ米大統領の就任演説を受けた保護主義色への警戒からドル売りが進行し、一時112.53円まで下落しましたね。
米国の動向によって大きく左右されるドル円相場ですが、今週は1月31から2月1日にかけて、FOMC(米連邦公開市場委員会)があります。
同イベントについて、1/30付けの「主要通貨デイリー」にレポートが掲載されていますので紹介しますね。
今回のFOMCについて、同レポートでは、『参加者が今年末までに3回の利上げを予想する中、一部市場参加者は3月会合での利上げに向けて今回地均しがなされるか否かに注目している。
市場は3月の利上げを十分に織り込んでおらず、FOMCが地均しを進めた場合は利上げ期待の高まりからドル買いでの反応が予想される。
もっとも、FOMCは昨年12月に利上げを行ったばかり。
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長は、次の利上げのタイミングは今後数ヵ月間の経済指標の結果次第と明言している。
また、年3回利上げの拠り所の1つであるトランプ政権の経済政策は、予算教書が公表前のため依然不明確であるほか、今春にはリスク要因である欧州政治イベントが集中。
これらを踏まえると、3月に利上げを行う可能性は低く、今回のFOMCは特にサプライズにはならない見込みだ』との見解を述べています。
それに加えて、『足元のドル円はトランプ大統領の政策期待や保護主義色の強まりに振らされる場面が目立っており、同氏のツイッターでの投稿を含めた動向に注意したい』と伝えています。
今週はその他にも日銀金融政策決定会合や英国の金融政策決定、米雇用統計発表など国内外でイベントが続きますので、引き続き注視していきましょう。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
先週は、24日にトランプ米大統領の就任演説を受けた保護主義色への警戒からドル売りが進行し、一時112.53円まで下落しましたね。
米国の動向によって大きく左右されるドル円相場ですが、今週は1月31から2月1日にかけて、FOMC(米連邦公開市場委員会)があります。
同イベントについて、1/30付けの「主要通貨デイリー」にレポートが掲載されていますので紹介しますね。
今回のFOMCについて、同レポートでは、『参加者が今年末までに3回の利上げを予想する中、一部市場参加者は3月会合での利上げに向けて今回地均しがなされるか否かに注目している。
市場は3月の利上げを十分に織り込んでおらず、FOMCが地均しを進めた場合は利上げ期待の高まりからドル買いでの反応が予想される。
もっとも、FOMCは昨年12月に利上げを行ったばかり。
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長は、次の利上げのタイミングは今後数ヵ月間の経済指標の結果次第と明言している。
また、年3回利上げの拠り所の1つであるトランプ政権の経済政策は、予算教書が公表前のため依然不明確であるほか、今春にはリスク要因である欧州政治イベントが集中。
これらを踏まえると、3月に利上げを行う可能性は低く、今回のFOMCは特にサプライズにはならない見込みだ』との見解を述べています。
それに加えて、『足元のドル円はトランプ大統領の政策期待や保護主義色の強まりに振らされる場面が目立っており、同氏のツイッターでの投稿を含めた動向に注意したい』と伝えています。
今週はその他にも日銀金融政策決定会合や英国の金融政策決定、米雇用統計発表など国内外でイベントが続きますので、引き続き注視していきましょう。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
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