4日午前の東京外為市場で、ドル・円は日経平均株価などアジア株の上昇を受け、堅調地合いとなった。
ドル・円は前日海外市場で121円を挟んでもみあい、東京市場では121円07銭で寄り付いた。
その後、日経平均の上昇を受け、一時121円38銭まで値を上げた。
上海総合指数などの中国株も強い動きを見せたことから、アジア諸国の株高を意識したリスク選好的なドル買い・円売りのフローが入った。
ドルは買い一服後、121円30銭付近でもみあってから、足元ではやや値を下げる展開。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調な値動きを維持しているため、ドルは午後の取引でも買いに振れやすいとみられる。
ユーロ・ドルは1.0944ドルから1.0968ドル、ユーロ・円は132円70銭から132円91銭で推移した。
【要人発言】 ・許成鋼・香港大教授 「政治改革は避けて通れない段階」 【経済指標】 ・NZ・7-9月期失業率:6.0%(予想:6.0%、4-6月期:5.9%) ・豪・9月貿易収支:-23.17億豪ドル(予想:-29億豪ドル、8月:-27.11億豪ドル←-30.95億豪ドル) ・豪・9月小売売上高:前月比+0.4%(予想:+0.4%、8月:+0.4%) ・中・10月財新サービス業PMI:52.0(9月:50.5) ・中・10月財新総合PMI:49.9(9月:48.0)