【小幅高となる】17350-17500円のレンジを想定=村瀬 智一
11日のNY市場は上昇。
ベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場となっており、株式相場も終日閑散取引となった。
原油安が嫌気されたほか連日の株価上昇で利益確定の売りが広がったものの、前日まで軟調に推移していたハイテク株に買いが広がり、引けにかけて緩やかに上昇した。
ダウ平均は39.78ドル高の18847.66、ナスダックは28.32ポイント高の5237.11。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の17420円、円相場は1ドル106円台後半で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好となり、底堅い相場展開になりそうだ。
先週の荒い値動きから強弱感が対立しやすい面はありそうだが、週足の一目均衡表ではいったんは雲下限を割り込んだが、基準線レベルまでの長い下ひげを形成して、雲下限を突破しており、底打ち感が高まる。
雲の中での推移となり、強弱感が対立しやすいところではあるが、底入れ後の雲下限突破により、17900円近辺に位置する雲上限を意識したトレンド形成が期待される。
17350-17500円のレンジを想定する。