[11日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会開幕を20日に控え、日本、スペイン、ドイツと1次リーグで同組となったコスタリカが、大波乱を起こしてベスト8まで勝ち上がった2014年ブラジル大会の再現を狙っている。
コスタリカはブラジル大会の1次リーグでイタリア、イングランド、ウルグアイと同組になりながら勝ち上がり、決勝トーナメント1回戦ではギリシャも下して同国史上初のベスト8に進出した。
今大会でも強豪が揃うE組に入ったコスタリカだが、DFケンダル・ワストンは「私たちが勝ち上がって優勝すると考えるのはクレイジーだと大勢が言うだろう。でも、クレイジーな人々というのはそうして偉業を成し遂げるものだ」と、報道陣にコメント。
その上で、「私たちには精神的な準備が必要。それは簡単なことではない」とし、「(初戦で当たるスペインは)非常に強敵だが、私たちもW杯で好成績を出すために努力を重ねてきた。ならば、ジャイアントキリング(大番狂わせ)が再び起こってもいいではないか」と続けた。