■NY株式:ダウは59ドル安 連銀総裁の発言を好感も、ヘルスケア法案への懸念が重し
NYダウ ナスダック
終値:20596.72 終値:5828.74
前日比:-59.86 前日比:+11.05
始値:20674.45 始値:5839.33
高値:20718.33 高値:5858.95
安値:20529.67 安値:5807.83
米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は59.86ドル安の20596.72、ナスダックは11.04ポイント高の5828.74で取引を終了した。
医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果が否決された場合、トランプ大統領が現行制度を維持し、他の重要政策の審議に入るとの見通しが報じられ、買いが先行。
複数の連銀総裁が年内の追加利上げに積極的な発言を行ったことも好感されたが、投票結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて下落した。
マーケット終了直前に下院がオバマケア代替法案を取り下げたことでナスダックは上昇に転じたが、相場全体を押し上げるには至らなかった。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方で素材やエネルギーが下落した。
半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は強気な業績見通しが好感され、上昇。
アパレルのアンダーアーマー(UA)は一部アナリストによる投資判断、目標株価引き上げを受け、堅調推移。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はビジネス向けに有料版の導入を検討していることが報じられ、買われた。
一方で、ゲーム小売のゲームストップ(GME)は決算内容が嫌気されたほか、150以上の店舗閉鎖計画を発表し、大幅下落となった。
今回のオバマケア代替法案取り下げで、トランプ政権が公約に掲げるインフラ投資、法人税制改革、規制緩和の実現性やトランプ大統領の交渉力に懸念が生じた。
今後は、新政権への期待を背景とした株価上昇が一服し、政策の内容や実現時期を慎重に見極めたいとの思惑が広がるだろう。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米トランプ政権、共和党ヘルスケア法案取り下げ、110.63円⇒111.34円
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円63銭まで下落後、111円34銭まで戻し111円33銭で引けた。
共和党ヘルスケア法案の採決に向けて可決に十分な賛成票が得られないとの報道を警戒感しリスク回避の円買い・ドル売りが加速。
その後、トランプ大統領が共和党ヘルスケア法案をいったん取り下げたためリスク回避の動きが後退した。
ユーロ・ドルは、1.0818ドルへ上昇後、1.0791ドルへ反落し1.0798ドルで引けた。
良好なユーロ圏の3月PMI速報値を好感したユーロ買いが強まった。
ユーロ・円は、119円64銭へ下落後、120円25銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2469ドルへ下落後、1.2509ドルへ反発した。
ドル・スイスは、0.9927フランから0.9889フランへ下落した。
■NY原油:5日ぶりに反発で47.97ドル、サウジ減産見通しが伝わり
NY原油は5日ぶりに反発(NYMEX原油5月限終値:47.97↑0.27)。
47.58ドルから48.48ドルのレンジで推移(時間外取引含む)。
一部で、サウジアラビアから米国に向けた3月分の原油輸出が、前月比日量で30万バレル近く減少する見通しと報じられたことが材料視された。
一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米石油掘削装置(リグ)の稼動数は、652基と前週比で21基増加。
15年9月以来の高水準となったことが重しとなった。
チャートでは、200日移動平均線(48.6ドル水準)に頭をおさえられた格好となっている。
石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、減産継続に対する懐疑的な見方が台頭。
積極的には手掛けにくい状況となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.12ドル +0.05ドル(+0.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.46ドル -0.13ドル(-0.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)228.41ドル -3.49ドル(-1.50%)
インテル(INTC) 35.16ドル -0.11ドル(-0.31%)
アップル(AAPL) 140.64ドル -0.28ドル(-0.20%)
アルファベット(GOOG) 814.43ドル -3.15ドル(-0.39%)
フェイスブック(FB) 140.34ドル +0.81ドル(+0.58%)
キャタピラー(CAT) 92.15ドル -0.08ドル(-0.09%)
アルコア(AA) 32.56ドル -0.75ドル(-2.25%)
ウォルマート(WMT) 69.61ドル -0.25ドル(-0.36%)
スプリント(S) 8.50ドル +0.04(+0.47%)
NYダウ ナスダック
終値:20596.72 終値:5828.74
前日比:-59.86 前日比:+11.05
始値:20674.45 始値:5839.33
高値:20718.33 高値:5858.95
安値:20529.67 安値:5807.83
米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は59.86ドル安の20596.72、ナスダックは11.04ポイント高の5828.74で取引を終了した。
医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果が否決された場合、トランプ大統領が現行制度を維持し、他の重要政策の審議に入るとの見通しが報じられ、買いが先行。
複数の連銀総裁が年内の追加利上げに積極的な発言を行ったことも好感されたが、投票結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて下落した。
マーケット終了直前に下院がオバマケア代替法案を取り下げたことでナスダックは上昇に転じたが、相場全体を押し上げるには至らなかった。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方で素材やエネルギーが下落した。
半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は強気な業績見通しが好感され、上昇。
アパレルのアンダーアーマー(UA)は一部アナリストによる投資判断、目標株価引き上げを受け、堅調推移。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はビジネス向けに有料版の導入を検討していることが報じられ、買われた。
一方で、ゲーム小売のゲームストップ(GME)は決算内容が嫌気されたほか、150以上の店舗閉鎖計画を発表し、大幅下落となった。
今回のオバマケア代替法案取り下げで、トランプ政権が公約に掲げるインフラ投資、法人税制改革、規制緩和の実現性やトランプ大統領の交渉力に懸念が生じた。
今後は、新政権への期待を背景とした株価上昇が一服し、政策の内容や実現時期を慎重に見極めたいとの思惑が広がるだろう。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米トランプ政権、共和党ヘルスケア法案取り下げ、110.63円⇒111.34円
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円63銭まで下落後、111円34銭まで戻し111円33銭で引けた。
共和党ヘルスケア法案の採決に向けて可決に十分な賛成票が得られないとの報道を警戒感しリスク回避の円買い・ドル売りが加速。
その後、トランプ大統領が共和党ヘルスケア法案をいったん取り下げたためリスク回避の動きが後退した。
ユーロ・ドルは、1.0818ドルへ上昇後、1.0791ドルへ反落し1.0798ドルで引けた。
良好なユーロ圏の3月PMI速報値を好感したユーロ買いが強まった。
ユーロ・円は、119円64銭へ下落後、120円25銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2469ドルへ下落後、1.2509ドルへ反発した。
ドル・スイスは、0.9927フランから0.9889フランへ下落した。
■NY原油:5日ぶりに反発で47.97ドル、サウジ減産見通しが伝わり
NY原油は5日ぶりに反発(NYMEX原油5月限終値:47.97↑0.27)。
47.58ドルから48.48ドルのレンジで推移(時間外取引含む)。
一部で、サウジアラビアから米国に向けた3月分の原油輸出が、前月比日量で30万バレル近く減少する見通しと報じられたことが材料視された。
一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米石油掘削装置(リグ)の稼動数は、652基と前週比で21基増加。
15年9月以来の高水準となったことが重しとなった。
チャートでは、200日移動平均線(48.6ドル水準)に頭をおさえられた格好となっている。
石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、減産継続に対する懐疑的な見方が台頭。
積極的には手掛けにくい状況となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.12ドル +0.05ドル(+0.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.46ドル -0.13ドル(-0.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)228.41ドル -3.49ドル(-1.50%)
インテル(INTC) 35.16ドル -0.11ドル(-0.31%)
アップル(AAPL) 140.64ドル -0.28ドル(-0.20%)
アルファベット(GOOG) 814.43ドル -3.15ドル(-0.39%)
フェイスブック(FB) 140.34ドル +0.81ドル(+0.58%)
キャタピラー(CAT) 92.15ドル -0.08ドル(-0.09%)
アルコア(AA) 32.56ドル -0.75ドル(-2.25%)
ウォルマート(WMT) 69.61ドル -0.25ドル(-0.36%)
スプリント(S) 8.50ドル +0.04(+0.47%)