11日開幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議で、麻生太郎財務相は世界経済が今年後半に復調するとの見方を示した。米中貿易協議に好転の兆しが出ているほか、中国の国内景気刺激策の効果が出るとみられるからだ。ただ、中国は製造業などで世界の覇権を目指す姿勢を変えておらず、中長期的な米中対立と、それを起点とする世界経済の減速には依然、警戒感も根強い。
11日開幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議で、麻生太郎財務相は世界経済が今年後半に復調するとの見方を示した。米中貿易協議に好転の兆しが出ているほか、中国の国内景気刺激策の効果が出るとみられるからだ。ただ、中国は製造業などで世界の覇権を目指す姿勢を変えておらず、中長期的な米中対立と、それを起点とする世界経済の減速には依然、警戒感も根強い。