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コニシ Research Memo(5):第2四半期は増収ながら、為替の影響で差損計上

発行済 2016-12-15 16:40
更新済 2016-12-15 17:00
コニシ Research Memo(5):第2四半期は増収ながら、為替の影響で差損計上
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■業績動向

(1) 2017年3月期第2四半期の実績

a)損益状況

コニシ (T:4956)の2017年3月期第2四半期の業績は、売上高57,329百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益2,621百万円(同0.2%減)、経常利益2,400百万円(同10.5%
減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,599百万円(同11.5%増)となった。
売上高は前年同期比ではプラスとなったが、期初計画を3.5%下回った。
営業利益、経常利益も期初計画を各々6.7%、15.8%下回った。
営業利益に比べて経常利益の減益幅が大きいのは為替差損249百万円(前年同期35百万円の差損)を計上したためであり、一方で親会社株主に帰属する四半期純利益が増益となったのは、前年同期に計上された特別損失(解決金348百万円)がこの上半期は消失したことによる。


営業利益の増減要因を見ると、マイナス要因としては販売管理費の増加260百万円、工場経費の増加21百万円、製品価格の下落348百万円等があったが、プラス要因としては、原材料価格の変動(下落)528百万円、販売数量増による利益増94百万円があり、結果として前年同期比で5百万円の減少となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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