18日の日本株市場は、売りが先行する格好になろうが、底堅さは意識されそうだ。
17日の米国市場は、NYダウが5日続伸となり、昨年末以来の水準を回復した。
前日のFOMCの発表を受けた利上げ観測の後退が引き続き好感された。
また、原油相場の上昇なども材料視されている。
一方で、米利上げペースの鈍化を背景に、為替市場ではドル安・円高が進み、一時1ドル110円台と、およそ1年4カ月ぶりの水準となった。
これを受けてシカゴ日経225先物は一時16435円まで下落する場面をみせた。
清算値は大阪比120円安の16700円と切り返しているが、円高による輸出企業の業績への影響等が相場全体の重しになろう。
そのため、底堅さは意識されそうだが、リバウンド狙いの買いは入りづらい需給状況になりそうだ。
テクニカル面では一目均衡表の雲下限を捉えていたが、結果的には雲下限の切り下がりに沿った形での下落になりそうだ。
また、価格帯別出来高では16900-17100円辺りで出来高が膨らんでいるが、再びこれを下回る格好となるため、需給懸念にもつながりやすくなる。
物色の流れとしては、原油相場の上昇を背景とした資源関連の他は、主力処については手掛けづらいため、中小型株での値幅取りに向かいやすい。
本日はIPOラッシュとなり、フェニックスバイオ、アグレ都市デザイン、グローバルグループなど6社が上場する。
個人主体の資金が向かいやすいが、いずれも好スタートとなるようだと、利食い資金がビットコインや自動運転車、AIといったテーマ株辺りへのシフトにつながるだろう。
日銀の黒田総裁は17日、「フィンテック」の発展支援のため、日銀で資金決済のシステムを担当する決済機構局内に「フィンテックセンター」を近く設立すると述べている。
ビットコインなどフィンテック関連には特に資金が集中しやすいだろう。
17日の米国市場は、NYダウが5日続伸となり、昨年末以来の水準を回復した。
前日のFOMCの発表を受けた利上げ観測の後退が引き続き好感された。
また、原油相場の上昇なども材料視されている。
一方で、米利上げペースの鈍化を背景に、為替市場ではドル安・円高が進み、一時1ドル110円台と、およそ1年4カ月ぶりの水準となった。
これを受けてシカゴ日経225先物は一時16435円まで下落する場面をみせた。
清算値は大阪比120円安の16700円と切り返しているが、円高による輸出企業の業績への影響等が相場全体の重しになろう。
そのため、底堅さは意識されそうだが、リバウンド狙いの買いは入りづらい需給状況になりそうだ。
テクニカル面では一目均衡表の雲下限を捉えていたが、結果的には雲下限の切り下がりに沿った形での下落になりそうだ。
また、価格帯別出来高では16900-17100円辺りで出来高が膨らんでいるが、再びこれを下回る格好となるため、需給懸念にもつながりやすくなる。
物色の流れとしては、原油相場の上昇を背景とした資源関連の他は、主力処については手掛けづらいため、中小型株での値幅取りに向かいやすい。
本日はIPOラッシュとなり、フェニックスバイオ、アグレ都市デザイン、グローバルグループなど6社が上場する。
個人主体の資金が向かいやすいが、いずれも好スタートとなるようだと、利食い資金がビットコインや自動運転車、AIといったテーマ株辺りへのシフトにつながるだろう。
日銀の黒田総裁は17日、「フィンテック」の発展支援のため、日銀で資金決済のシステムを担当する決済機構局内に「フィンテックセンター」を近く設立すると述べている。
ビットコインなどフィンテック関連には特に資金が集中しやすいだろう。