[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日の定例会見で、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため全米でほぼ停止している経済活動の再開計画が完成に近いと明らかにした。
大統領はまた、米国で新型コロナ感染症による新規の死者数が横ばいになり始めたとし、感染抑制のためのソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)の効果が出ている明確な証拠だと語った。
一方、北東部6州と米西部3州は13日、新型コロナウイルス感染拡大によって休止している経済活動の段階的な再開と外出制限の緩和に向けて、トランプ政権の方針を待つことなく、独自に連携していくと表明。[nL3N2C139A]
大統領は会見で、学校や事業の再開の決定者は州知事か連邦政府かと問われると、大統領が最終的な決定権を持っていると発言。その上で、各州とも連携していくつもりだと述べた。