[27日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は27日、米連邦準備理事会(FRB)が資産購入の縮小を早期に開始し、来年第1・四半期までに資産購入を終わらせることを望むと述べた。
ブルームバーグテレビとのインタビューで、資産購入は経済をさほど支援していないだけでなく、悪影響を及ぼしている可能性があると指摘。インフレ高進が想定以上に長期化するとしても、縮小を早期に開始することで来年の政策余地が広がるとした。
また、米国は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から脱却し非常に好調な経済状況になっているとした上で、生産性の高い成長段階に移行している可能性があり、金利上昇を招くかもしれないとした。