■NY株式:ダウ98ドル高、投資家のリスク選好姿勢が強まる
3日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は98.67ドル高の24922.68、ナスダックは58.63ポイント高の7065.53で取引を終了した。
アジア・欧州株が概ね全面高となるなか、米国株にも買いが先行。
11月建設支出や12月ISM製造業景況指数が予想を上回り、終日堅調推移となった。
FOMC議事録では、数人の委員が足元の低調なインフレ基調に懸念を示した一方で、減税による更なる経済成長が指摘された。
大半が年内の緩やかな利上げ継続を支持する見方を示した。
発表後の相場は上げ幅を拡大する展開となった。
新年に入り、投資資金が流入するとの期待も相場を支えている。
ダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値を更新した。
セクター別では、エネルギーやソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は競合のインテル(INTC)が過去約10年の間に製造したプロセッサに重大な欠陥があるとの報道を受け、代替需要への期待から上昇。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は3億ドルの負債返済が報じられ堅調推移。
ITサービスのIBM(IBM)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。
一方で、オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落した。
12月の新車販売は旺盛なトラック需要が奏功し、自動車大手のフォード(F)は前年比小幅増、ゼネラル・モーターズ(GM)は市場予想ほど落ち込まなかった。
両社とも株価は上昇している。
一方で、17年通年の新車販売台数は2009年以来初めて前年比マイナス成長となった。
■NY為替:米FOMC議事要旨や良好な指標受けてドル買い優勢
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円19銭から112円61銭まで上昇し、112円51銭で引けた。
米国の12月ISM製造業景況指数や11月建設支出の上振れが好感されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月12-13日開催分)を受けて3月利上げ観測がやや高まったことで、ドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは1.2035ドルから1.2001ドルまで下落し、1.2015ドルで引けた。
ユーロ・円は134円84銭から135円25銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3567ドルから1.3495ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.9756フランから0.9798フランでもみ合いになった。
■NY原油:大幅反発で61.63ドル、米原油在庫の減少予想や寒波などで思惑的な買い
NY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:61.63↑1.26)。
60.78ドルから61.67ドルまで上昇した。
明日発表となる米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の原油在庫が7週連続で減少すると予想されていることが、思惑的な買いにつながった。
また、米国東側における強烈な寒波襲来に絡み、需要増への連想も下支えとなった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表後は、3月利上げ観測が高まり、ユーロ・ドルが弱含んだことでやや伸び悩んだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 29.80ドル -0.10ドル(-0.33%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.33ドル +0.14ドル(+0.27%)
ゴールドマン・サックス(GS)253.29ドル -2.38ドル(-0.93%)
インテル(INTC) 45.26ドル -1.59ドル(-3.39%)
アップル(AAPL) 173.23ドル -0.03ドル(-0.02%)
アルファベット(GOOG) 1082.48ドル +17.48ドル(+1.64%)
フェイスブック(FB) 184.67ドル +3.25ドル(+1.79%)
キャタピラー(CAT) 157.28ドル +0.24ドル(+0.15%)
アルコア(AA) 54.50ドル -0.67ドル(-1.21%)
ウォルマート(WMT) 99.45ドル +0.86ドル(+0.87%)
スプリント(S) 5.90ドル -0.03ドル(-0.51%)
3日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は98.67ドル高の24922.68、ナスダックは58.63ポイント高の7065.53で取引を終了した。
アジア・欧州株が概ね全面高となるなか、米国株にも買いが先行。
11月建設支出や12月ISM製造業景況指数が予想を上回り、終日堅調推移となった。
FOMC議事録では、数人の委員が足元の低調なインフレ基調に懸念を示した一方で、減税による更なる経済成長が指摘された。
大半が年内の緩やかな利上げ継続を支持する見方を示した。
発表後の相場は上げ幅を拡大する展開となった。
新年に入り、投資資金が流入するとの期待も相場を支えている。
ダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値を更新した。
セクター別では、エネルギーやソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は競合のインテル(INTC)が過去約10年の間に製造したプロセッサに重大な欠陥があるとの報道を受け、代替需要への期待から上昇。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は3億ドルの負債返済が報じられ堅調推移。
ITサービスのIBM(IBM)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。
一方で、オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落した。
12月の新車販売は旺盛なトラック需要が奏功し、自動車大手のフォード(F)は前年比小幅増、ゼネラル・モーターズ(GM)は市場予想ほど落ち込まなかった。
両社とも株価は上昇している。
一方で、17年通年の新車販売台数は2009年以来初めて前年比マイナス成長となった。
■NY為替:米FOMC議事要旨や良好な指標受けてドル買い優勢
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円19銭から112円61銭まで上昇し、112円51銭で引けた。
米国の12月ISM製造業景況指数や11月建設支出の上振れが好感されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月12-13日開催分)を受けて3月利上げ観測がやや高まったことで、ドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは1.2035ドルから1.2001ドルまで下落し、1.2015ドルで引けた。
ユーロ・円は134円84銭から135円25銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3567ドルから1.3495ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.9756フランから0.9798フランでもみ合いになった。
■NY原油:大幅反発で61.63ドル、米原油在庫の減少予想や寒波などで思惑的な買い
NY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:61.63↑1.26)。
60.78ドルから61.67ドルまで上昇した。
明日発表となる米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の原油在庫が7週連続で減少すると予想されていることが、思惑的な買いにつながった。
また、米国東側における強烈な寒波襲来に絡み、需要増への連想も下支えとなった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表後は、3月利上げ観測が高まり、ユーロ・ドルが弱含んだことでやや伸び悩んだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 29.80ドル -0.10ドル(-0.33%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.33ドル +0.14ドル(+0.27%)
ゴールドマン・サックス(GS)253.29ドル -2.38ドル(-0.93%)
インテル(INTC) 45.26ドル -1.59ドル(-3.39%)
アップル(AAPL) 173.23ドル -0.03ドル(-0.02%)
アルファベット(GOOG) 1082.48ドル +17.48ドル(+1.64%)
フェイスブック(FB) 184.67ドル +3.25ドル(+1.79%)
キャタピラー(CAT) 157.28ドル +0.24ドル(+0.15%)
アルコア(AA) 54.50ドル -0.67ドル(-1.21%)
ウォルマート(WMT) 99.45ドル +0.86ドル(+0.87%)
スプリント(S) 5.90ドル -0.03ドル(-0.51%)