■今後の見通し
● 2019年4月期通期の業績見通し
フリービット (T:3843)の2019年4月期通期の連結業績は、売上高が前期比16.4%増の45,000百万円、営業利益が同35.0%増の2,500百万円、経常利益が同64.8%増の2,350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が250百万円と6期連続の増収と過去最高の営業利益の見通しだ。
売上高に関しては、ブロードバンド事業(マンションインターネット)の更なる成長、アドテクノロジー事業の各商品の継続的拡大、ヘルステック事業でのフリービットEPARKヘルスケアを中心としたシナジー創出などにより安定成長を目指す。
営業利益に関しては、アドテクノロジー事業が柱となり、前期(2018年4月期)に赤字だったモバイル事業とヘルステック事業が黒字化することで増益に寄与する見込みだ。
稼ぎ頭のブロードバンド事業においては、今後の通信トラフィック増に向けた対応を行うことと、不動産テックへの先行投資を継続するために戦略的に減益とする予想だ。
全社では本来のポテンシャルでは営業利益で3,500百万円前後の収益力を持つ同社だが、先行投資約1,000百万円をするため、2,500百万円を予想する。
先行投資する事業と収益を獲得する事業がうまく噛み合い、安定成長する事業ポートフォリオを形成している点を評価したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
● 2019年4月期通期の業績見通し
フリービット (T:3843)の2019年4月期通期の連結業績は、売上高が前期比16.4%増の45,000百万円、営業利益が同35.0%増の2,500百万円、経常利益が同64.8%増の2,350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が250百万円と6期連続の増収と過去最高の営業利益の見通しだ。
売上高に関しては、ブロードバンド事業(マンションインターネット)の更なる成長、アドテクノロジー事業の各商品の継続的拡大、ヘルステック事業でのフリービットEPARKヘルスケアを中心としたシナジー創出などにより安定成長を目指す。
営業利益に関しては、アドテクノロジー事業が柱となり、前期(2018年4月期)に赤字だったモバイル事業とヘルステック事業が黒字化することで増益に寄与する見込みだ。
稼ぎ頭のブロードバンド事業においては、今後の通信トラフィック増に向けた対応を行うことと、不動産テックへの先行投資を継続するために戦略的に減益とする予想だ。
全社では本来のポテンシャルでは営業利益で3,500百万円前後の収益力を持つ同社だが、先行投資約1,000百万円をするため、2,500百万円を予想する。
先行投資する事業と収益を獲得する事業がうまく噛み合い、安定成長する事業ポートフォリオを形成している点を評価したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)